秋冬シーズンになると、ブーツ姿でさっそうと歩くステキな女性を多く見かけます。

ブーツは、おしゃれで暖かいので人気がありますが、構造上どうしても蒸れやすいため「ブーツを脱ぐと足が臭う」とお困りの方が多いようです。

よくご相談頂くのが、特に、居酒屋などの座敷に上がる時、一日履いたブーツを脱ぐのが怖いということです。

会社の飲み会や合コンで、ブーツを脱いだ瞬間に、足の臭いがプーンと臭ったら・・・そう思うと「お座敷」と聞くだけで飲み会をパスしてしまうほどなのだそうです。

なぜブーツの臭いはキツいのか？

そもそもなぜブーツがなぜ臭うのかですが、それは足の裏から出た汗や皮脂に雑菌が繁殖することが主な原因です。

ブーツの中は、常に高温多湿な状態で、雑菌の繁殖にとって最高に良い環境が整っているので、ブーツも足もクサくなるわけです。

特に、ニーハイブーツは、丈も長いですし、一度汗をかいたら乾きにくく、ブーツの中は温度も湿度も高い状態が続くので、雑菌が大繁殖してしまいます。

大きな声では言えませんが、ブーツや足からクサい臭いが漂ってくるのに気づいた時は、一男性としては女性のものとは思いたくはないほど、かなり強烈な臭いだと感じています。

テレビで、サラリーマンの靴の臭いと若い女性のブーツの臭いを臭気測定装置を使い測定していましたが、サラリーマンの靴が１５０に対して、女性のブーツは５００を超えているという、受け入れがたい現実が放送されていました。

ブーツは、パンプスやローファーなどの丈の短い靴に比べ、通気性が悪くなりがちで乾きにくく、また足に触れる面積も広いので、それだけ多くの雑菌が繁殖してしまうというわけなのです。

市販の消臭剤はなぜ、すぐに効果がなくなるのか？

多くの消臭剤では、マスキングという消臭方法が採用されています。マスキングとは、芳香成分でイヤな臭いを包みかくす消臭方法のことです。

この方法は、芳香成分が揮発してしまうとイヤな臭いを隠していた包みも消えてしまうため、すぐに臭い戻りしてしまいます。

また、除菌効果の高いエタノールが配合されていることもありますが、これも一瞬で揮発してしまいますので、殺菌できるのは表面上にいる雑菌だけとなり効果は一時的です。

このように、雑菌を除去しきれていないから毎日スプレーをする必要があるのです。

１０円玉でブーツの消臭ができるのか？

靴やブーツの消臭と言えば１０円玉、というぐらいあちこちでささやかれていますが、本当に１０円玉でブーツの消臭をすることができるのでしょうか？

結論は、理論上消臭できますが、現実的ではありません。というのは、ブーツの中に１０円玉があるところだけが雑菌の繁殖ができないので、靴の中にビッシリと１０円玉を敷き詰める必要があるからです。

１０円玉は銅なので、銅イオンが殺菌します。銅が触れているところ以外は殺菌できないので、靴底一面に１０円玉を敷く必要があるのです。

ですがブーツを履いている時には、１０円玉を入れるわけにもいきませんし、これは現実的ではないように思います。

ブーツのニオイを消してもう臭わないようにするには？

おすすめの消臭方法は、雑菌を除去して靴をきれいにしてから、消臭・抗菌加工をすることです。

ポイントは、抗菌加工をして、雑菌が繁殖できない状態にしてしまうということです。

具体的には、まず、ぬるま湯に浸したタオルを固く絞ったもので、ブーツの内側をていねいに３回くらい拭きます。
タオルはマイクロファイバー製のものが、細かい汚れまで吸着しやすいのでおすすめです。

それから、NRCスプレー これで安心靴を脱ぐのが怖くないをブーツの中にまんべんなくスプレーし（目安は、片方にスプレーを２０プッシュぐらい）そのまま乾かします。

すると、消臭・抗菌成分のナノダイヤがブーツの中にしっかりと付着し、汗と雑菌の臭いを分解、そして雑菌が繁殖できない状態をつくります。

これで、ブーツの消臭・抗菌加工が完了します。これだけで、消臭効果は１シーズンぐらい持ちます。

さらに、よく言われているように、同じブーツを何日も続けて履かず３〜４足をローテーションして履き、湿気をとばすために風通しの良い所で陰干しして休めてあげることでブーツはぐっと長持します。

NRCスプレーの主成分は、超純水とナノダイヤだけで、香料やアルコールなどは一切含まれていませんから、デリケートな革靴にも安心です。ぜひ一度おためしください。

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